Case Study
2022年6月1日に「新製品発表会」が「新生ロジック・アンド・デザイン」と題して行われました。 Part.4では、河川を対象領域に洪水や氾濫に関するシミュレーション・観測・実験等などさまざまなアプローチでの研究をされている東京理科大学の柏田 仁先生にお話をいただきました。
「“より視える化”装置による河川流速画像解析の高度化」 東京理科大学 理工学部 土木工学科 水理研究室 柏田 仁先生
・河川監視における画像鮮明化の必要性 気候変動の影響により、河川観測は河川の氾濫を未然に防ぐ上でも大きなテーマとなる中で、特に「どのくらいの雨が降ると、どのくらいの水になると氾濫のリスクがあるのか?」を知るために、河川流量(川を流れる水の量)を明らかにする必要があると先生は述べられています。ただ、従来の流量観測には、確実性・安全性・継続性・観測精度・コストなどのさまざまな課題があるとのことです。特に超過洪水時におけて、これらの課題をクリアできる水位・流量観測技術の確立が必要であり、動画ではその方法の1つとして画像解析への期待・可能性についてさまざまなご意見をいただいています。
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