Case Study

【防犯カメラの画質改善】画素数・解像度と画像鮮明化装置について解説

【防犯カメラの画質改善】画素数・解像度と画像鮮明化装置について解説

オフィスの防犯カメラの画像が鮮明でなければ、いざというときに役に立たない可能性があります。
●「防犯カメラの画質が気になる」
●「防犯カメラのスペックとして画質と画素の関係を知りたい」
●「天候に左右されることなくいつでも鮮明に映像を映し出したい」
こんな悩みにお答えしていきます。
この記事では防犯カメラにありがちな画像の悩みと、それを解決する装置を紹介します。
防犯カメラの画質が気になっている方や、より防犯効果を高めたい企業の担当者様はぜひご覧ください。

防犯カメラの画質は画素数と解像度が影響

防犯カメラの画質は画素数で大きく変わります。
画素数が大きくなれば画像のきめ細やかさが増し、色の違いなど微細な表現も可能だからです。
カメラにはイメージセンサーと呼ばれる、人間の網膜にあたる部品があります。イメージセンサーの点の数が画素数になり、数が大きくなるほど、より細かい点の集により画像が作られるため、映像を鮮明に映し出せます。
ただし、鮮明な映像を見るためには画素数に対応したモニターが必要になる点には注意が必要です。
防犯カメラを選ぶ基準は、一般的に画素数を目安とする場合が多いため、以下で解説します。

防犯カメラの画質に必要な画素数を解説

防犯カメラは防犯が目的です。万一の時にはキチンと画像を確認できなければつけている意味がありません。
画質が悪い場合には、犯行現場を撮影できても犯人の顔や車のナンバーなどを特定できない場合もあります。
ときおりニュースで報道されるぼやけている画像は、防犯カメラの画像が画質が悪いのが原因です。
しかしながら、画質が良い防犯カメラほど値段も高額です。また、保存時に大量の容量が必要となるので、長時間の録画に向かないというデメリットも生じます。
防犯カメラを購入する際にはこれら内容を踏まえ、用途に合ったものを選ぶことが大切です。

100万画素(低スペック)

100万画素は、一般的に「ハイビジョン(HD)」画質と呼ばれる画質です。
人の顔をハッキリとは識別できませんが、自宅で高齢のご家族やペット等の見守りをするのに向いています。
値段が安い点はメリットで価格も数千円から販売されています。とりあえず防犯カメラが欲しい方におすすめの防犯カメラです。

200万〜400万画素(中スペック)

200万画素はテレビの画質でもよく耳にする「フルハイビジョン(FULLHD)」と呼ばれる画質です。
現在の防犯カメラは、この画素数のものが主流となっています。
400万画素の防犯カメラは細かな部分まで撮影できるため高性能ですが、その分コストもかかるのがデメリットといえるでしょう。
200万~400万画素であれば、録画した防犯カメラの画像を部分的に拡大しても、ある程度の画質が保てます。

800万画素(高スペック)

800万画素は「4K」と呼ばれる画質です。
4Kはかなりの高画質ですが、映し出すモニターも高画質の製品が必要なため、400万画素以上に費用がかかります。
画質の良さに伴いデータ量も大きくなるため、防犯や監視目的での長期間録画には向きません。
800万画素は、YouTube等のエンタメ目的で高画質を求める場合に選ばれるレベルです。
撮影した映像をパソコンやスマホなどからリアルタイムで見られるネットワークカメラとして防犯カメラに使用されています。

防犯カメラの画質の悪さは原因によっては改善可能

先ほどまでは防犯カメラのスペックに関してご紹介しましたが、防犯カメラの画質の良し悪しには、ほかにもさまざまな要因があります。
単純に画素数や解像度といったスペックによる問題以外にも、外的要因が影響する場合があります。その代表例が、天候悪化などによる視界不良や夕方や夜間の時間帯による光量不足などです。
高スペックな防犯カメラを設置しても、外的要因の影響は避けられません。
そこで、外的要因による画質の悪さを改善し、画像を鮮明にする装置を紹介します。

視界不良などによる防犯カメラの画像画質をより視える化する「LISr」シリーズ

低画質の画像に不安を抱える防犯カメラを”より視える化”できる装置を紹介します。
画像鮮明化装置を使用することで、容易に画質の改善ができます。
防犯カメラで識別できる明るさの範囲を、ダイナミックレンジと言います。
不鮮明な画像の多くは、ダイナミックレンジの狭さが原因です。
「LISr(リサ)」は、狭くなった領域を特殊なアルゴリズムで拡げて画像の再現性をより高めます。
お使いの防犯カメラとモニターの間に挟み込み、簡単に取り付けて利用することが可能です。
工事の現場やセキュリティ対策として導入実績があります。
「LISr(リサ)」は、防犯カメラ特有の画質の悪さを鮮明化する装置です。
▶︎画像鮮明化装置「LISr」シリーズ

after
before
照明の暗い通路を鮮明化した例
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before
暗く逆光で不明瞭な人物風景を鮮明化した例
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before
霞がかった住宅風景を鮮明化した例

まとめ|防犯カメラの画質が気になるなら画像鮮明化装置を使えば解決

防犯カメラには高いセキュリティが求められると同時に、万一のトラブル時に起きた内容を正しく把握する必要があります。
そのために必要なのは「画質の高さ」です。
画像鮮明化装置「LISr」シリーズがあれば、視界不良や光量不足などで画質の悪さでお悩みの場合に、監視目的のカメラとして高い効果を発揮します。
オフィスの防犯に不安を感じている場合は、「LISr」シリーズの導入を検討されてはいかがでしょうか。

【Q&A】

Q:防犯効果が高い防犯カメラを教えてください。
A:しっかりと画像が確認できる「画質の高い防犯カメラ」です。画質の悪さにお悩みの場合でも、画像鮮明化装置を使えば今より鮮明に映せます。

Q:取り付けや設定が大変そうですが大丈夫でしょうか。
A:防犯カメラとモニターの間に装置を設置するだけなので、難しくありません。

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YouTubeで様々な鮮明化活用シーンの
サンプルを閲覧できます!

Movie

画をつくらない、加工しない
アルゴリズムを映像で体感

Lisr®とRe:Na®、双方の技術に共通するのは、すでに記録されている画像・映像データのみを処理するため、画をつくる・加工する技術とは、全くもって異なるということです。今ある情報のみを活用し、独自のアルゴリズムによって本来あるべき姿を再現した画像・映像は、裁判で証拠品としても提出可能なレベルとなっています。

この動画は「日経CNBC Market Ad-Venture〜未上場株式の民主化〜」にて放映されたものとなります。ぜひこの動画でロジック&デザイン独自の技術の有用性をご確認ください。

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